ふくらはぎの重要性


こんにちは!パーソナルジムSHINEです✨本日はふくらはぎの重要性について簡潔にお話しさせて頂きます😌
血管には大きく分けて「動脈」と「静脈」の2種類があります。
動脈は心臓から全身に血液を送り出し、静脈はその血液を心臓に戻す役割を果たします。
動脈は心臓の強いポンプ作用により血液を送り出すための圧力が高く、弁がありません。
しかし、静脈は血液を回収する際に圧力が低いため、逆流を防ぐために弁構造を持っています。
ふくらはぎの筋肉は、静脈の血液を心臓に戻すために重要な役割を担っています。
これは「筋ポンプ作用」と呼ばれ、ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩することで、血液を押し上げ、逆流を防ぎながら心臓に戻す仕組みです。
この働きが心臓のポンプ機能に似ているため、ふくらはぎを含む足は「第二の心臓」と呼ばれるのです。
特に歩行時には、ふくらはぎの筋肉が大きく動くことで血液の循環が促進され、心臓を含む循環器全体に良い影響を与えます。そのため、内科医がウォーキングを推奨するのです。
長時間の座り仕事や寝たきりの状態では、ふくらはぎの筋肉がほとんど動かなくなるため、筋ポンプ作用が低下します。これにより、血液が十分に回収されず、ふくらはぎにむくみが生じることがあります。さらに、下肢静脈瘤やリンパ浮腫といった病気に発展する可能性も少なくありません。
健康な足を維持するためには、定期的な運動、特にウォーキングが非常に効果的です。
ウォーキングは、ふくらはぎの筋肉を使い、血液循環を促進するだけでなく、心肺機能の向上や体重管理にも役立ちます。
日常的にウォーキングを取り入れることで、足の健康を守り、心臓への負担を減らすことができます。