長時間トレーニング

こんにちは。
パーソナルジムSHINEです。皆様は早く筋肉をつけたい、早く効果を出したいという理由で長時間のトレーニングを行っていないでしょうか?
ボディビルダーやアスリートで長時間のトレーニングを行っている人もいますが、実際には逆効果となる可能性も指摘されています。
「長くトレーニングするほど効果が上がる」というのは一見理にかなっていますが、科学的には必ずしもそうではありません。
本日は長時間トレーニングのデメリットをお伝えしていきます。
まず、なぜ長時間トレーニングが逆効果となるのかについてお話していきます。
①筋肉の分解
長時間トレーニングを続けると、身体はエネルギーを供給するために筋肉を分解してしまう可能性があります。
特に筋トレのように高強度の運動を長時間行うと、グリコーゲンと呼ばれる貯蔵しているエネルギーが枯渇してしまい筋肉を分解してエネルギー源にする「カタボリック状態」に入ることがあるのです。
この状態になると筋肉の成長が阻害されてしまい、筋肉量がつきにくい原因になります。
②ホルモンバランスの乱れ
過度な運動は、体内のホルモンバランスにも影響を及ぼします。
特にコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが増加しやすくなります。
コルチゾールの増加は、筋肉分解を促進するだけでなく、身体の回復力を低下させ、免疫力の低下を引き起こすこともあります。
③回復力の低下と怪我のリスク
長時間トレーニングを続けると、筋肉や関節にかかる負担も増えます。
長時間トレーニングを続けると身体への負担が大きい状態になるので、筋肉や関節の修復が追いつかず、筋肉や関節に慢性的なダメージが蓄積されます。
結果として、怪我のリスクが高まるのでトレーニングが継続できなくなる可能性があります。
長時間トレーニングは一見すると効果的に思えるかもしれませんが、実際には筋肉の分解やホルモンバランスの乱れ、怪我のリスクを高める要因になり得ます。
一方で、適度な運動量を守ることで、筋肉の成長やパフォーマンスの向上、そして怪我のリスク軽減など、さまざまなメリットを享受することができます。
しっかり休息日を作ったりと、計画的にトレーニングをおこなっていきましょう!