こんにちは!
パーソナルジムSHINEです。

本日は「ストレスと心臓の関係性」についてお伝えしていきます。

人は精神的なストレスや肉体的なストレスを受けるとその刺激が大脳を介して視床下部に伝わり、交感神経が優位になります。その結果、心筋収縮力の増強や心拍数の増加が起こって動悸を感じたり、末梢血管の収縮によって血圧の上昇が起こります。通常はこのような瞬間的な交感神経の興奮が起こると、これを抑えるために副交感神経が働いて心拍数や血圧は次第に下がっていきます。

しかし、ストレスが長く続いたり、非常に強いストレスがかかった場合、また、不規則な生活を続けていると、自律神経のバランスがくずれて交感神経の興奮状態がなかなか治まらなくなってしまいます。このような状態が続けば、心臓は必要以上に働き続けることになり、心臓にかかる負担も大きくなります。心臓そのものには異常がないのに、動悸、息切れ、胸の圧迫感や痛み、あるいは不整脈などの症状が現われる病気に、心臓神経症が知られています。
この病気は自律神経のアンバランスが原因で起こり、心臓の機能には異常がないため心電図などの検査を受けても異常が認められません。心臓神経症にならないためには、なるべくストレスをため込まないように心掛け、休みをしっかり取って生活のリズムを整えることが大切ですね!

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