筋トレと腸の関係

こんにちは。
パーソナルジムSHINEです。

本日は筋トレと腸内環境の関連性をお伝えします!

腸は健康の要といえる器官であり「腸活」という言葉も一般的になってきましたね!
そんな腸内環境の改善に向けて筋トレが大きな役割を果たすことをご存知でしょうか?

腸は単なる消化器官ではありません。腸には「腸神経系」と呼ばれる、脳に匹敵する複雑な神経ネットワークが存在しているのです。神経細胞の数は約1億個にも及び、なんと脊髄に含まれる神経細胞の数よりも多いそうです。
そして、人体の免疫システムの中で、実に70%もの免疫細胞が腸に集中していることをご存知でしょうか?この事実は、腸が単なる消化吸収器官ではなく、私たちの健康を守る重要な免疫器官でもあることを示していますね!

さて、肝心な筋トレが腸内環境に与える影響ですが、、、

便通改善
蠕動(ぜんどう)運動とは、腸の壁にある筋肉が波のように収縮と弛緩を繰り返すことで、食べ物を体内に運んだり、便を送り出す動きのことです。筋トレはこの蠕動運動を活発にする効果が期待できます。特に、腹筋や体幹のトレーニングが腸を取り囲む筋肉を直接的に刺激するため、蠕動運動の活性化に役立つといわれています。

筋腸相関
昨今の研究で、新たに筋肉と腸が影響し合う「筋腸相関(きんちょうそうかん)」の仕組みが解明されつつあるそうです。運動すると分泌される善玉マイオカイン(筋肉から分泌される生理活性物質の総称)が、骨や血管、脳や腸といった全身の臓器に良い影響を与えることがわかってきています。したがって、筋トレは、筋肉を動かすことでマイオカインが分泌され、腸をはじめとしたさまざまな臓器に良い影響をもたらしている可能性があるとのことです!

腸内環境の改善には、適度な筋トレと正しい食事管理が重要です。特に50代以降は、加齢に伴う筋力低下と腸内環境の変化が気になる年代ですが、トレーニングと食事の工夫で、着実な改善が期待できます。腸内環境が整えば、便秘の改善だけでなく、免疫力の向上や全身の健康維持にもつながるはずです!!

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